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ドッグショーが開催されている目的は、人々に純血種の素晴らしさを理解してもらい、その普及と各犬種の形質的向上を計ることにあります。これまで1度もドッグショーを見学したことのない方も多くいると思いますが、ぜひ機会があればお出かけしてみてはいかがでしょう?
ドッグショーはかわいらしい犬がたくさん集まる、とても楽しい、華やかなイベントですし、素敵なショードッグを見れば、きっとその魅力を感じていただけるはずです。

ドッグショーは同一の犬種だけを集めた単犬種展と、全犬種を集めた全犬種展とに分かれます。下はJKC(ジャパンケンネルクラブ)が公認種のすべてを対象に行うドッグショーのしみを図にしたものです。
ショー出場区分 クラス 年齢
ベビー・マッチ・ショー ベビークラス 生後4ヶ月以上〜6ヶ月未満
パピー・マッチ・ショー パピークラス 生後6ヶ月以上〜9ヶ月未満
チャンピオンシップ・ショー ジュニア 生後9ヶ月以上15ヶ月未満
ヤングアダルト 15ヶ月以上24ヶ月未満
アダルト 24ヶ月以上
チャンピオン チャンピオン犬

出場のダックスはまず同一犬種内でサイズと毛種によるタイプに分かれて競い合います。それぞれのタイプから牡牝1頭ずつのベスト・オブ・ブリード(BOB)が選ばれます。そして次に、自分と同じグループに属するほかの犬種と戦い、ベスト・イン・グループ(BIG)を目指します。ダックスフンドだけは1犬種のみで1グループを形成しているため、各タイプのBOBの中の最優秀犬がBIGとなり、他のグループのBIGと競います。その中でリザーブ・キングとリザーブ・クイーンをそれぞれ3頭が選出します。この選考に残った3頭の中で勝てば同性犬のトップ、つまり牡ならキング、牝ならクイーンとなります。こうして最後にキングとクイーンが戦い、そのショーの最優秀犬であるベスト・イン・ショーが決定します。

◆審査の方法・・・・ 「個体審査」と「比較審査」があります

個体審査というのは、審査台の上で正しく自然な姿勢で立たせ、審査員が横や前後から観察したり、手で触って骨格や肉づき、皮毛、歯の噛み合わせなどを調べること。ハンドラーに引かれて歩くときの様子を見る歩様の審査もあり、そのあと他の犬たちと一列を作って歩くときに比較審査が行われます。

◆審査の基準・・・6つのポイント

審査は以下の表に記された6つのポイントを基準に行われます。

1
タイプ
スタンダードによって定められたその犬種特有の体形や気質などを、その犬がどこまでちゃんと備えているかチェックされます。
2
サウンドネス
精神面と肉体面を含めその健全性が観察されます。触審のため審査員に体を触られて、おびえたり攻撃的になったりする犬や、骨格や筋肉の字様態の良くない犬は減点です。
3
クオリティ
その犬ならではの特色が、どこまで質的に充実し、かつ魅力的に発揮されているかをチェックします。
4
バランス
たとえ一部分が優れていても全体としての調和が取れていなければ無意味です。肉体面、性格面、行動面の調和も重視されます。
5
コンディション
主として犬のその日の健康状態がチェックされます。よいコンディションは日頃の運動ね食事、グルーミングの適正さから生まれることは言うまでもないでしょう。
6
ショーマンシップ
ショーのリングで、犬やそれをハンドリングする人が見せる、人を引き付けずにはおかない態度のこと。犬とハンドラーのリング上でのマナーのよさも、その中には入っています。

◆愛犬をドックショーに出場させるには・・・・

自分の愛犬がドッグショーに出せるだけの優れた形質を持ったショータイプなら、その犬の犬籍が登録されている畜犬団体主催のショーに出場させることができます。団体への入会、登録、血統書の名義変更を行う必要があります。ダックスフンドの登録が日本で一番多いのはジャパンケンネルクラブ(JKC)です。入会の方法等につきましてはJKCのホームページを参照してください。

JKCのホームページ http://wwwjkc.or.jp/

ドッグショーの会場は犬を愛する人々が集まるとても楽しい場所です。インターナショナルドッグショーなど全犬種の集まる大きな大会ともなると、様々な犬が参加して、出店が並び、その雰囲気はとても華やかなものです。審査に出ているダックスフンドたちを見比べ、自分なりの採点したり、審査結果と見て優れたスタンダードとはどのような形質を持つ犬なのか知ることもできるでしょう。またハンドラーを目指す人にとって、プロのリードさばきや、訓練方法の一部を垣間見ることが出来る絶好の機会でもあります。犬とのコミニュケーションや、リング内での身のこなし、審査中の動作や、犬のコントロールなど、ドッグショーを見学することで勉強できることはとてもたくさんあります。ぜひ一度ドックショーへ足を運んでみてください。