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その3 「いけない」を教えましょう
 「いけない」を教える時こそ深い愛情が必要です。
犬が言うことをきがずに同じことを繰り返しても、あきらめずに根気よく教えましょう。
1.すぐに、その場で叱る
 
犬が、都合の悪い行動をしているのを見つけたら、すぐに「いけない」と強い口調で叱ります。しばらくたってから叱っても、犬は何を叱られているのかわからず、混乱してしまいます。
2.手の平で犬の行動を制する
 
「いけない」と言うことばと同時に、手の平を犬の顔の前に出し、犬の行動をとめます。
3.感情的になってはいけない
 
声をあらげたり、怒鳴ったりしてはいけません。感情的に叱ると、犬は過度におびえたり、興奮し、恐怖心から攻撃的になったりします。冷静を保ちながら、しかも叱っていることを犬にきちんと理解させるようにします。
4.「いけない」の基準を気分で変えない
 
“機嫌のよい日はスリッパを咬んでいても叱らず、機嫌の悪い日は怒鳴る”これでは、スリッパを咬むことが良いことなのか悪いことなのか、犬は判断できません。いけないことをした時には、気分に関係なく叱るようにします。
5.くどくど叱るのは逆効果
 
「いけない」と叱った後で、「なぜこんなことをするの?」と、くどくど叱っている光景を見かけますが、犬に説教をしても無駄です。犬が怒られたと感じるのは、「いけない」と制された一瞬です。くどくど叱るのは、むしろ逆効果です。
6.「いけない」に従った時はクールな気持ちで
 
いたずらしているのを見かけ、「いけない」を言ってやめさせた場合、たとえ犬が素直に言うことをきいても、決して過剰にほめてはいけません。犬は、いたずらをほめられたと思いこんでしまいます。威厳を持った態度で接しましょう。
7.意味のない体罰は恐怖心をうけつける
 
何度も「いけない」と言っているにもかかわらず、靴を咬んだりしているのを見かけると、つい手を出してしまいがちです。しかし、犬には体罰を加えないで下さい。たたくことで、確かに言うことをきくようになるかもしれませんが、それは、恐怖心による支配です。特に、子犬の時に不適切な体罰を加えると、恐怖心がうえつけられ、性格がゆがんでしまいます。
 体罰によって無理矢理言うことをきかせても、なかなか本当の信頼関係は得られません。犬のしつけは、子どものしつけと同じです。根気よく、愛情を持って教育していく姿勢を忘れないでください。